【同僚の愚痴】を聞く時間で、人生削れてる気がする〜シンブログ〜
仕事が終わったあと、気づけば同僚の愚痴を1時間以上聞いていた。
「わかる〜」と相づちを打ちながらも、内心では“この時間、何してるんだろう”と感じる。
もちろん、話を聞くことは悪いことじゃない。
でもそれが習慣になったとき、気づかぬうちにあなたのエネルギーは奪われています。
実際、私自身も同じような経験があります。
現場が終わったあと、休憩所で延々と同僚の愚痴を聞かされる時間が続いた時期がありました。
最初は「聞いてあげよう」という気持ちだったのに、 だんだん自分まで疲れて、帰宅後も気分が重くなる。
あの時、“話を聞く側”も確実に消耗しているんだと実感しました。
今回は、「愚痴を聞く側」が抱える見えないストレスと、 自分を守るための上手な距離の取り方を考えていきましょう。

なぜ、人の愚痴を聞くと疲れるのか?

1. ネガティブな感情は“感染”する
心理学では、他人の感情は「感情感染」と呼ばれる形で伝わります。
相手が怒っていれば、自分もイライラしてくる。
愚痴を長時間聞くことで、あなたの心も同じトーンに引きずられていくのです。
2. 「共感疲労」が起きる
相手に共感し続けると、自分のエネルギーを使い果たしてしまう現象です。
まじめで優しい人ほど、「ちゃんと聞いてあげなきゃ」と思ってしまい、 どんどん消耗していきます。
3. “解決しない話”に脳がストレスを感じる
人間の脳は、終わりのない話に強いストレスを感じます。
「結論が出ない会話」ほど、疲労感が残るものはありません。
愚痴に巻き込まれない3つの習慣

1. 「聞き流す時間」を決める
愚痴を聞くのは構いません。
ただし、「5分だけ」など、自分の中で時間制限を設けましょう。
相手の話を“受け止めすぎない”ことで、自分を守ることができます。
2. 「相づち+話題転換」で会話をリードする
「大変だね」「それはキツいね」と共感したあと、 すぐに話題を切り替えるのがポイント。
「ところでこの前のプロジェクトどうなった?」など、 前向きなテーマに導きましょう。
3. “話を聞かない勇気”を持つ
相手に悪気がなくても、あなたの心をすり減らす関係は“搾取”です。
「ごめん、今日はちょっと考えごとしたいからまたね」と、 やんわり距離を取ってOK。
「聞き上手」より「時間上手」になろう
「話を聞くのが上手い人」は、職場で重宝されます。
でも、“聞きすぎる人”は、自分をすり減らしてしまう。
自分の経験を通して感じたのは、 「聞く時間」をコントロールできる人ほど、仕事もうまく回るということ。
人の話に流されず、自分の時間をデザインできる人が、 本当の意味での“時間上手”だと思います。
まとめ

- 愚痴は「共感疲労」と「感情感染」を引き起こす
- 聞く時間を決めて、自分のエネルギーを守る
- “聞き上手”より、“時間上手”を目指そう
👉 次回:「月曜が怖いのは、仕事より“人間関係”のせい」
では、また。
すべてに感謝を。


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