【現場監督 車 維持費】現場を回る車は年いくら?10年乗ってわかった「削れる費用・削れない費用」

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「現場監督って、車の維持費だけでけっこう飛びますよね」
後輩にそう言われて、まったくその通りだと思いました。

僕は施工管理10年目の現場監督です。
現場は毎回変わるし、資材屋にも寄る。朝は誰より早く出て、夜は最後に出る。
この働き方をしていると、車は「あったら便利」ではなく仕事道具になります。

ただ、この仕事道具は黙って毎月お金を吸っていきます。
しかも給与明細には出てこないので、いくら払っているか把握していない人が本当に多い。

この記事では、現場監督の車の維持費を項目ごとに分解して、「削れない費用」と「削れる費用」を分けます。
手取りを増やすより、こっちのほうが早く効くことがあります。

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目次

① 現場監督に車が必要な理由【会社の車だけでは回らない】

社用車の取り合いと自分の車で現場へ直行する現場監督の図解

会社に社用車があっても、現場監督が自分の車を使う場面はなくなりません。

  • 社用車の台数が足りず、朝の取り合いになる
  • 現場が遠方で、直行直帰のほうが早い
  • 早朝・夜間の移動が社用車の運用時間に合わない
  • 資材や道具を積んで、そのまま自宅に帰る日がある

結果として、多くの現場監督が「自分の車ありき」で働いています。
つまり車の維持費は、実質的に仕事のために払っている固定費です。
この前提を押さえておくと、次の話が変わってきます。

② 車の維持費の内訳【何にいくら出ていくか】

車の維持費7項目(ガソリン・任意保険・自動車税・車検・タイヤ・駐車場・高速代)の図解

維持費は、大きく分けると次の7つです。

  1. ガソリン代——現場が変わるたびに走行距離が変わる。監督は走る職種
  2. 任意保険——毎年の固定費。等級と補償内容で大きく変わる
  3. 自動車税(種別割)——毎年5月。軽自動車と普通車、排気量で金額が変わる
  4. 車検——2年ごと(新車は初回3年)。法定費用+整備費用
  5. タイヤ・オイル・消耗品——走行距離が多いほど交換サイクルが早い
  6. 駐車場代——地域差が最も大きい項目
  7. 高速代——現場によっては毎日発生する

ざっくり言えば、年間で数十万円規模になるのが普通です。
月に直せば数万円。これは資格手当1つ分に相当する金額です。

※金額は車種・地域・走行距離・保険の内容で大きく変わります。
税額や制度は改正されることがあるため、正確な金額はご自身の車検証・納税通知書・保険証券でご確認ください。本記事は考え方の整理を目的としています。

③ 削れない費用と、削れる費用の見分け方

削れない費用と削れる費用を左右で対比した図解

ここが本題です。維持費は全部が同じではありません。

削れない費用(我慢しても意味がない)

タイヤ・ブレーキ・オイルなどの安全に関わる整備は削ってはいけません。
現場監督は雨の日も雪の日も朝一で走ります。ここをケチるのは、命と免許を賭けた節約です。

自動車税と自賠責も、選択の余地がない固定費です。

削れる費用(見直す価値がある)

  • 任意保険——同じ補償でも保険会社で金額が変わる。ここが最大の削りどころ
  • 車両保険の付け方——年式が古い車に手厚い車両保険をかけ続けていないか
  • 使っていない特約——加入時のまま何年も見直していないケースが多い
  • 駐車場——少し歩く場所にすると月額が変わる地域がある

つまり「安全は削らない、契約は削る」
これが車の固定費を下げる基本方針です。

④ 車両手当・通勤手当の実態【もらい損ねていないか】

就業規則で車両手当と通勤手当を確認する現場監督の図解

仕事で自分の車を使っているなら、必ず確認してほしいのがここです。

車両手当は法律で決まった制度ではありません。
支給の有無も金額も、会社の就業規則しだいです。
だからこそ「制度はあるのに申請していない」「対象なのに知らない」が起きます。

確認するポイントは3つです。

  1. 就業規則に車両手当・ガソリン代の規定があるか
  2. 現場までの移動が通勤扱いか、業務扱いか(扱いで精算方法が変わります)
  3. 通勤手当が実際の距離で計算されているか(現場が変わっても昔のままになっていないか)

なお、マイカー通勤の通勤手当には距離に応じた非課税の上限があり、それを超える部分は課税されます。
一方で業務利用の車両手当は、原則として給与として扱われることが多い項目です。
手取りへの影響が変わるので、明細で内訳を見ておくと安心です。

※非課税限度額や取り扱いは制度改正で変わります。最新は国税庁の資料と自社の給与規定でご確認ください。

手当の申請漏れは、資格手当でも同じことが起きます。あわせて施工管理の資格手当はいくら?相場と「残業代より強い」理由もどうぞ。

⑤ 一番効くのは「保険の見直し」だった

自動車保険の証券を虫めがねで見直す図解

削れる費用の中で、手間に対する効果が一番大きいのが任意保険です。

理由はシンプルで、同じ補償内容でも、会社によって保険料が違うから
そして多くの人が、加入したときの内容を何年も引き継いだままにしています。

見直すときのポイントは3つです。

  • 補償は落とさない——対人・対物は無制限が基本。ここを下げる節約はしない
  • 車両保険は車の価値と釣り合っているか——年式が進むと、保険料に見合わなくなることがある
  • 重複していないか——他の保険やカードの特約と同じ補償を二重に払っていないか

ここまで書いておいてなんですが、保険の重複や過不足は自分ひとりだと気づきにくいです。
僕自身、後輩に聞かれて調べ直すまで、自分の契約内容をちゃんと把握していませんでした。

車の保険だけでなく、生命保険や医療保険まで含めて一度まとめて点検すると、固定費全体が見えてきます。

⑥ 「車を持たない」という選択はアリか

車を持たないより持ち方を最適化するという対比の図解

結論から言うと、現場監督としては現実的でないことが多いです。

都市部の現場だけを担当していて、電車で通えるなら成立します。
ただ、現場は選べません。来月から郊外、その次は隣県、ということが普通に起きる職種です。

だから僕は、「持たない」より「持ち方を最適化する」ほうを勧めます。

  • 走行距離が多いなら、燃費と維持費の安い車種を選ぶ
  • 車両手当の出る会社かどうかを、転職時の条件に入れる
  • 保険と駐車場は定期的に見直す

⑦ よくある質問【現場監督の車と維持費】

Q. 現場監督に軽自動車はアリですか?

アリです。維持費(税金・燃費・タイヤ代)が抑えられるのは大きな利点。
ただし資材や道具を積む機会が多いなら、積載量と乗り心地も判断材料に入れてください。走行距離が長い人ほど、疲れにくさは効いてきます。

Q. ガソリン代は会社に請求できますか?

会社の規定によります。業務での移動なら精算対象としている会社が多い一方、通勤扱いだと通勤手当に含まれる形になります。
④のとおり、まず就業規則で「通勤」と「業務」の線引きを確認するのが先です。

Q. 維持費を下げるなら、何から手をつけるべきですか?

順番は、①任意保険の見直し ②使っていない特約の整理 ③駐車場、です。
整備と安全に関わる部分は最後まで削らない。これが基本方針です。
手取り全体の把握から始めたい人は【現場監督の手取り】年収別早見表と手取りを増やす5つの方法もあわせてどうぞ。

⑧ まとめ|車は仕事道具。だから「経費」として管理する

  • 現場監督にとって車は仕事道具。維持費は実質的に仕事の固定費
  • 年間で数十万円規模。月に直すと資格手当1つ分に相当することもある
  • 安全は削らない、契約は削る——これが基本方針
  • 車両手当・通勤手当は会社の規定しだい。申請漏れがないか就業規則で確認
  • 一番効くのは任意保険の見直し。補償は落とさず、重複と過剰を削る

収入を増やすのは時間がかかりますが、固定費を下げるのは今日からできます。
しかも一度下げれば、毎月ずっと効き続ける。
給与明細だけ見ていると気づけない部分なので、車検証と保険証券を並べるところから始めてみてください。

いまの家計、一度だけ他人の目で見てもらいませんか。
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では、またー!

今日もありがとう!良き日を😁!

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