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「30代、未経験から施工管理って、今からでも行けるんだろうか」
そう考えて検索している人に向けて書きます。
僕も、同じ場所に立っていたことがあるからです。
僕は施工管理12年目の現場監督です。
でも最初からこの業界にいたわけではありません。
前はアパレルにいました。
販売員から店長になって、そのあとアパレルメーカーに移って、20代後半で建設業に入りました。
建設の知識は、ゼロでした。
先に書いておきます。
この記事は「行け」とも「やめとけ」とも言いません。
実際に異業種から入って12年続けている人間が、良かったことも、きつかったことも、そのまま書きます。
読み終わったときに、行くか行かないかを自分で選べるように。
①アパレルから、20代後半で施工管理に入った

きっかけは、求人を見て応募したことではありません。
前の職場の人繋がりで、声をかけてもらったことです。
人のつながりで入口が開いて、そこに入った。
それが僕の始まりです。
これを最初に書いたのは、「強い志望動機がないと、未経験では入れない」わけではないと伝えたかったからです。
12年続いている僕の入口は、知り合いのひと声でした。
30代で入る人は、ちょうど僕が入った年齢の少しあとです。
数年の差はありますが、「若手」として入るわけではない、という点では同じです。
だからこそ、前の仕事で何をしてきたかが効いてきます。
それは④で書きます。
②入る前の不安は、「未経験」の一言だった

入る前に一番不安だったのは、まったく知らない業種だということでした。
いま検索している人も、たぶん同じだと思います。
「きつい」「やめとけ」という言葉はたくさん出てくるのに、中で何が起きているのかは見えない。
見えないから、不安になる。
「やめとけ」と言われる理由が今も本当なのか、もう古いのかは、別の記事で1つずつ分けています。
【施工管理 やめとけ】は本当か?現役12年が理由を1つずつ検証|2024年に変わったこと・変わらないこと
資格のことも、よく聞かれるので書いておきます。
施工管理技士の試験は、2024年度から、第一次検定だけなら実務経験がなくても受けられるようになりました(1級は19歳以上、2級は17歳以上)。
第二次検定には実務経験が必要なので、入ってから経験を積みながら取っていく流れになります。
受験資格は変わることがあるので、実際に受けるときは試験機関の最新の案内を確認してください。
資格を取ったあと、手当がどれくらい付くかはこちらにまとめています。
施工管理の資格手当はいくら?相場と「残業代より強い」理由
③最初の1年、一番きつかったのは「言葉」だった

最初の1年で一番きつかったのは、専門用語です。
現場では、専門用語が普通に飛び交います。
最初の1年は、何を言っているのか分からない。
それが一番きつかったです。
建設の現場には、材料の名前、工法の名前、図面の記号、道具の呼び方など、その業界でしか使わない言葉がたくさんあります。
それが、会話の中に普通に出てきます。
これから入る人に伝えたいのは、「分からない」は未経験なら全員が通る場所だということです。
自分だけが遅れているように感じても、異業種から入った人はたぶんみんな同じところで止まります。
僕もそうでした。
④前の仕事の経験は、無駄にならなかった

ここが、この記事で一番伝えたいところです。
アパレルで店長をやっていた経験は、現場で役に立ちました。
具体的には、人をまとめることと、リーダーとしての立場です。
施工管理は、自分で手を動かして何かを作る仕事ではありません。
職人さん、業者さん、元請、施主と、立場の違う人たちのあいだに立って、現場を前に進める仕事です。
人の前に立って、まとめる。
店長で身についたことが、そのまま使えました。
逆に、まったく役に立たなかったことはあるか。
考えてみましたが、特にありません。
建設の知識はゼロから覚えるしかありませんでした。
でも、前の仕事で身についたことが邪魔になった場面は思い当たりません。
30代で入る人は、20代で入る人より前の仕事の年数が長いはずです。
それは遅れではなく、持ち込める材料です。
⑤お金と、いまの本音

お金の話も、正直に書きます。
アパレルから施工管理に移って、給料は上がりました。
金額は書きませんが、下がってはいません。
ただ、これは僕の場合です。
前の仕事の給料や、入る会社によっては、最初は下がる人もいると思います。
未経験で入る人ほど、求人の条件は一社だけで決めずに、並べて比べてください。
そして、もう1つの本音です。
辞めようと思ったことは、あります。
いまでもあります。
それでも続いている理由を1つ挙げるなら、お金です。
12年やっても「辞めたい」はなくなりません。
このことは、別の記事でそのまま書きました。
【施工管理 辞めたい】は毎日です。それでも今日も現場にいる理由|現役12年が正直に書きます
こう書くと、「じゃあやめておこう」と思う人もいると思います。
それも正解です。
ただ、「辞めたい日がある」ことと「入って損した」ことは別です。
⑥まとめ:30代で迷っている人に、僕が言うこと

もし「30代、未経験から施工管理に行こうか迷っている」と相談されたら、僕はこう答えます。
「とりあえず、少しやってみよう」
考えすぎずに、まず飛び込む。
合うか合わないかは、中に入ってから判断すればいい。
外から「きつい」「やめとけ」を読み続けても、自分に合うかどうかは分からないからです。
僕自身、知り合いに声をかけられて、そこから入った人間です。
そのうえで、今日できることを3つだけ書いておきます。
- 「未経験歓迎」の求人を3社並べて、条件を比べる(給料だけでなく、建築か土木か、新築か改修か、元請か下請か)
- 前の仕事で「人をまとめた経験」を1つ書き出す(面接でも、入ってからも効きます)
- 建設業にいる知り合いがいれば、一度話を聞く(僕の入口はここでした)
行くと決めた人も、行かないと決めた人も、どちらも正解です。
大事なのは、「なんとなく怖い」のまま時間だけが過ぎないこと。
この記事が、自分で選ぶための材料になれば嬉しいです。
転職そのものでつまずきやすいポイントは、こちらにまとめています。
【施工管理の転職失敗】見てきた失敗パターン7選と後悔しない転職の鉄則
では、またー!
今日もありがとう!良き日を😁!


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